AQAVITAE
海外勤務になった親友のお世話になった先輩がアロマテラピーのサロンを開店。彼女からお祝いに私の作品を贈りたいという依頼をいただきました。
「AQAVITAE」というサロンの名前は「命の水」という意味だそうです。
テーマカラーはやや落ち着いた大人の雰囲気のベビーピンク。
モチーフには群生している野バラ。
そしてサロンの名前から「水」を脇役に。
まとめると・・・
イギリスの片田舎の、民家の脇に流れる水路と、その岸辺にひっそりと群生する小さなワイルドローズ
などというご注文。
お任せー。も困るものだけれど、具体的かつ抽象的なイメージは、これまた意外と難しい。
最初は「まとめると・・・」を忠実に再現しようと試みたのだけれど、気が遠くなる・・・私のイラストスキルでは福永由美子さん(あこがれのカリグラファー&イラストレーター)のようにはいかないワケです。
友達と何度かやりとり。ふむふむ、じゃぁこんな感じー?と鉛筆で書いたラフをメールする。そうそう!そんな感じー。
おっしゃー!
決まったら、即着手。納期まで1ヶ月半あるし~と、いったん離れてしまうともう戻ってこれないから。
というわけで出来上がったのがこちら。
ネットで野バラやイングリッシュローズの写真を収集しまくる。だけど、忠実に書くよりイラストだからイメージ重視。教室で描いたようなバラじゃなくて、あえて「手順式1日10分で絵がうまくなる水彩画ドリル」を参考にデフォルメする。茎の行方がつじつまが合ってなかったりしますけど・・・
「水」の部分は、ウォッシュで淡く淡くブルーを斜めに入れて川の流れっぽく。
ところで、文字とイラストどちらを先に描くか、これも悩みだった。
今回は文字にバーサルを選んだので、失敗の確率は低いと読み、イラストが先。としてみた。
で、案の定、右下のコメントの文字が予定より大きくなってしまい、はみ出す~と思いながら書いたせいでちょっと糞詰まり状態(失礼)・・・そして、予定のマット幅にも影響が・・・あぁ。
だ・か・ら、普通は文字を先に書くものなんです。
反省しましょう。
そうして、彼女に贈った作品と一緒に額装。
こちらも既製額だけど、イメージばっちりの良い額に巡り会えました。ただ、淡い額だったのでマットで悩んだ。ピンクのマットも微妙な違いでいろいろあるのだけど、どうもどれもしっくりこない。無難なところでクリームか?うむ・・・これもなんだかダメだ。そんなマット達の山。たまたま裏返ったマットの裏に載せてみる。お!?いけるじゃない。どうも「白」がいいらしい。
でも「白」ってさぁ、そのままじゃつまんないよね。あーだこーだとおじさんとやりとり。
引っ張り出してきたこちらのマット。実に絶妙な模様入り。白の具合もばっちり。これだったら何の細工もいらない。(もう絶版で最後の一枚なんだって~)
こうして久しぶりのウェルカムボード以外の依頼作品を完成させました。
先日、お渡ししてきたそうで、とても喜んでもらったとのこと。
ここへの掲載も快く承諾いただきました。
最後になりましたが、サロンのオープンおめでとうございます。
何かの機会には是非施術してもらいたいものです・・・
KEIKO [08.04.30]
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