TopGallery作品 > Memories do not change...

< Bar Palette 2nd Anniversary |

Memories do not change...

ペン先:ミッチェル/ガッシュ・墨/オイルパステル・蝋・墨汁/紙:マットサンダース

「記憶というものは変わらない。変わるということは生きている証。
もし最も身近で最愛の人が死に、長い不在の後にその霊魂が自分のもとに戻ってきたとき、私の心の中をのぞき、そこに古いお馴染みの木ではなく英国の庭と石垣(つまり、他の愛すべき人や他の美味しいもの、他の興味)を見つけてしまったら、その魂は、悲しげにそして優しくしばらく私を見つめ、涙を拭って自分の休むべき墓に戻るだろう。」
― Teresa de la Parra, Las memorias de Mamá Blanca

自分自身の課題である"CHANGE"を題材にした5作目。
クレヨンシリーズ第2弾は、蝋画という技法を参考にさせていただきました。前回の単純なスクラッチとは異なり、あまり馴染みのない技法かと思います。クレヨン、蝋、スクラッチ、墨汁の織り成す不思議な世界はまだまだ研究の余地ありです。

昨年夏に作品展日程が決まり、ぼんやりとイメージ作りでネット検索。
クレヨンでもう一回何かしたいなぁと漠然と考えてる時、蝋画という技法に出会いました。
蝋画塾さん
早速、初歩図解を手に入れて、試してみる・・・
試して試して・・・

どうにもうまくいかず、メールで問い合わせると、とても丁寧に対応してくださり、俄然やる気に!
ただ・・・なんと、この蝋画技法、すでにカリグラファーで取り入れられてる方がいるんですって!
くぅ!ちょっと残念(>_<)
初じゃないのは残念だが私らしい表現で使ってみたい!

その後おんなじようなことを何度も何度も繰り返し・・・

途中、病気発覚でくじけそうになりましたが、予定よりずいぶんと小ぶりの作品にすることで、なんとか出展までこぎつけました。


製作過程は上の写真のとおり。
まずは、ベースの字をこの1年半ほど続けてきたファウンデーショナルのアレンジで。
カーボンでクレヨンを塗るための文字を写し取り・・・
(この後の数工程は写真撮り忘れました)
クレヨンで塗りつぶした後、全体に蝋をぬりつけます。
使った蝋は100円ショップのアロマキャンドル用のフツーの蝋。
その後、文字の境目を鉄筆みたいなものでスクラッチ。
その上を墨汁で塗りつぶし・・・(スクラッチした線に墨汁を流し込むところがなかなか難関でね(>_<)
肥後守(鉛筆削りで子供の頃に使った人もいるかしら?「ひごのかみ」って読むのを初めて知りました)ナイフで墨汁と蝋とクレヨンを削り取って完成。

言葉にすればこんな感じですけれど、なかなかコレが・・・
紙と文字とクレヨンと・・・乾かす時間と、墨汁の濃度と・・・
色の組み合わせも最後まで行かないとわからないし、クレヨンのメーカーで結果が違うことがわかったりして・・・
納得のいく実験結果が得られないままの本番。もう時間切れだ!

久しぶりの水張りからして、水張りテープが死んでいたり、パネル張りは初めてで、マットサンダースは厚手だからきっちり平らに貼りきれなかったり・・・

泣きそうになりながら、そしていろんな意味で万全じゃない環境で仕上げた、ちっこいけど、頑張った作品です。


CHANGE

5作品
10年にわたる作品たち

まだまだ私のCHANGEへの挑戦は続くのデス。

変わったかな?
変わったよね?


※ちなみに和訳は自力での意訳のつもり。
 英語チョ~~~~~苦手です。
 全く意味が違ったら・・・すみません(>_<)

KEIKO [15.02.22]

コメント

コメントしてください




Cookieに保存しますか?


検索フォーム