ペーストペーパー
2004年7月27日 三戸美奈子さんWorkshop
以前、松井先生のクラスで2色重ねて模様をつけるペーストペーパーはやったことがあり、障子のりだけ買っておいたのになかなかチャンスがなかったのですが、このWSを受けられる機会に恵まれました。
ペーストペーパーを作るのに最適な「のり」「絵の具」「紙」のガイダンスの後、19のテクニックを取り入れた制作作業に入ります。
今回は「障子用のり+水+マットメディウム+ガッシュ」でペーストを作りました。本来の小麦粉で作るのりのレシピもいただいたのでいつか挑戦してみたいですね。
一番単純で一般的なものです。
これは水色をを伸ばした後に、茶色を部分的に重ねたもの。模様で削れた部分に下の色が出てくるのでコントラストが面白い。
こちらは一度に2色のペーストを載せてスポンジで伸ばして模様をつけたもの。
ティシューペーパーに作ったので何かのコラージュで使おうっと。
【テクニック3&6】
水分たっぷり。ウォッシュのように
&紙の一部分だけにペーストを載せる。
・・・のはずでしたがなんか違う?!
一番上の写真の右下にあるカードもテクニック6になります。
【テクニック15】
葉やスタンプなどを押し当てて模様をつける。
かなりグロテスクな色使いだけど、意外とお気に入り作品。
模様は三戸さんお手製のローラースタンプを使って。
【テクニック10&14】
ボール紙で作った紙片でパターンを作る
&ボール紙を櫛型に切って、オリジナル模様をつける。
【テクニック5&13】
マスキングリキッドで先に模様をつけておく。
&ぬれている間にパステルで色を加える。
ウォッシュのように完全に乾くまでおいておかなくても大丈夫。生乾きでもしっかり模様はつきます。
【テクニック7&12&15】
色のついた紙で。
&顔料・金粉などの粉を振る。
&スタンプ
ラメのパウダーを振ろうとしたんですが、一部分にどさっと・・・あらら
半面にペーストをのせて模様をつけておき、紙を半分に折って反対側に写し取る技法。
はがすときにペーストが波立つのもポイント。
クリアフォルダを切り取ったものにペーストを載せて模様をつけて版下を作ります。
これに紙を乗せて写し取ります。
残ったペーストに霧吹きをして再プリントするとまた違った表情に。
まだ残っていたので、封筒の縁取りに3回目のプリントもしました。
抜けているテクニック番号は4番だけかな。4は両面に色・模様をつけるというものでした。なかなか乾かないのでできませんでした。両面にすると製本カバーや封筒などに使えるそうです。
テクニック16~19は、できたペーストペーパーでコラージュしたり封筒を作ったりというもの。一番上の写真には、封筒や小さなボックス・カードカバーなどが載っています。
さぁてこんなにできたペーストペーパー。何にしようかな?!
KEIKO [04.07.27]