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ニブケース 3代目

ニブケースの3代目が出来上がりました。

1代目は2002年秋頃。こちらはサイト内でも紹介済みです。もともとはトーマス・イングマイヤー氏のWSで彼のお友達が作ってくれたというのが見本になっています。
2代目は2004年の秋頃。こちらは、モジトルブログで紹介してもらいました。2代目はデニス・ブラウン氏のWSで作った箔をはった紙を使っています。この紙、作品にはなりそうになかったので・・・

2年ぐらいずつ使ってきたんだなぁ。段ボール製の割には長持ちします。今でも1代目も2代目も十分使えるんですよ。
結構、教室やWSで皆さん興味を持ってくれて、「どうなってるの??」と聞かれるんですが、至って簡単な作りをうまく説明できない。うーん自分じゃ作らないな。なんて言われちゃうので、今回は作り方手順を紹介します。

■材料
・段ボール 5mmくらいの厚さのモノ
・ボール紙
・水張りテープ(1代目はハート柄のガムテープ、2代目は白いガムテープを使いましたが、ガムテープだと重ね貼りができないのと、カバーも張り付かないのでダメでした。そして思いついたのが水張りテープ!粘着力は割りと強いし、重ね貼りもOKなのでね!!)
・カバーにする紙(今回はペーストペーパーを作品にしそこねたモノ)
・カバーフィルム(本を保護するための粘着シート) B5版用を半枚
・木工用ボンド

1)段ボールとボール紙を同じサイズで2枚ずつカットします。高さは6cm。幅はお好みです。今回は22cmにしました。(2代目は21cm)
※段ボールは長い辺にギザギザの断面が出る向きでカットします。

2)段ボールを図のサイズでカットします。向きやペアが崩れると、組み立てた時に微妙に歪むので、カットしたら図のようにもとの形に置いておきます。
2つのサイズが違うのは、スペードボールとミッチェル・ブラウゼの肩先からの長さが違うからなんです。
1代目は同じ幅にしてたんですが、ミッチェルたちがいつも開けると飛び出してしまっていたので改良しました。

3)段ボールの1.5cm幅に切った部分を互いに貼り合わせます。
★この時、気を付けるのは、図のように断面のギザギザの波が同じ位置にくるようにします。ずれる場合は逆向きにします。(ペアのコの字のパーツも一緒に逆向きにして置いてくださいね)

4)コの字の部分はそれぞれボール紙に端を合わせて貼り付けます。ペアと向きを間違えないように。

5)水張りテープを幅に合わせてカットし、水で濡らし、図のように1.5センチ幅の段ボールとボール紙を貼り合わせます。ペアを間違えないようにね。

反対側も貼り合わせると下図のようになります。


6)1.5センチ幅の段ボールの両サイドを、1.5センチ幅に切った水張りテープでくるみます。

★写真撮り忘れてました・・・
1.5センチ幅の段ボールの底の部分(閉じた時の背になる部分)も水張りテープでくるみます。

7)コの字の部分も水張りテープでくるみます。
後でカバーでくるむのでやらなくても良いのですが、補強の意味と、カバーが微妙に隙間が出来た時に段ボールが見えるより白い方がきれいなのでやっておいた方が良いですよ。

8)カバーを適当なサイズにおおざっぱにカットして表面に貼ります。のりしろは図のサイズくらいは取っておいてください。
木工用ボンドを少し水で溶いて、刷毛を使うと良いです。


9)のりしろの幅は実際に折り込んでみて、段ボールが隠れるサイズに適宜カットします。

10)のりしろの角を図のようにカットします。


11)のりしろに薄めたボンドを塗って段ボール部をくるんで、完成です!


このままでも使えますが、カバーが紙なので、長持ちしません。カバーフィルムを掛けておくと良いですよ!
カバーと同じ要領でフィルムを貼ります。(2度目でしたが、なかなか難しい・・・よっぽどじゃなければ、失敗はしないとは思いますが、コツがわからないので詳細は避けます。)
あ、フィルムはカバーの紙よりも一回り大きくしておいてください。
最後に、1.5センチ幅の段ボールのサイドの部分だけは、水張りテープを貼った要領で、小さいフィルムで覆うときれいです。


留め金等はないので、わたしは髪のゴムで留めています。
手前から見て段ボールの波の下がった部分にニブを差し込みます。波の位置を同じにしてるので、両サイドにニブを挿すと、半分ずつずれることになります。この方がきれいに納まります。

是非是非、興味を持った方は作ってみてくださいね。
派手で使い道のないペーストペーパーとか、失敗した作品なんかを使うとステキですよ~
どこかで、私以外に使っている方に会えるのを楽しみにしています。

KEIKO [06.08.05]

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コメント

こんにちは、ご無沙汰していますが時々覗かせて頂いています。
アコーディオンブックがとても素敵ですね。実は私も最近アコーデイオンブックのWSに行ってきました。

ニブケース、私も作ってみました。最近カルトナージュを
始めたので私なりに工夫して。段ボールを使用するアイディアを参考にさせていただきました。
もし、さわりが無ければ、自分のBlogに写真を掲載したいのですが、いかがなものでしょうか?

投稿者 きなこ [06.10.21 10:49]

きなこさん。お久しぶりです!
コメントありがとうございます。

きなこさんのカリグラフィーすごくすごく成長してますよね!うらやましい!他にもいろんなことに挑戦していらっしゃるし!

カルトナージュをやっているのでしたら、私のより数段美しく仕上がっていることでしょう!
是非是非ブログに載せて見せてください!
ついでにトラックバックもしてもらえたらうれしいです。

よろしくお願いします。

投稿者 KEIKO [06.10.21 18:17]

ありがとうございます。早速掲載させていただきました。
http://moon.ap.teacup.com/kinako-2/

成長なんて、KEIKOさんにそんな風に言っていただけるなんて、も~~~~のすごくうれしいです!
KEIKOさんこそ、これぞ「ART」って感じでどんどん感性がとぎすまされていくようで、うらやましいです。

ずっと申し込みそびれていたのですが、こちらのサイトをリンクさせていただけたらうれしいのですが、いかがなものでしょうか?
お返事はぜんぜん急ぎませんのでご一考を・・・。

投稿者 きなこ [06.10.21 20:10]

早速見ました!すごいステキ!ステキすぎます!
やっぱり本格的にやっていると発想がちがいますねぇ。
あーん。うらやましい。

リンクしていただけるとのこと、ありがとうございます。断りなんて全然いらないです。ここはブログ形式にしているので、関連記事があればいつでも中身にリンクしてください!
よろしくお願いします。

投稿者 KEIKO [06.10.22 16:53]

はじめまして。
ニブケース作って講座に持って行ったら大うけ(?!)
しかも先日トーマスのワークショップに持って行ったら、トーマスからマジマジ見られて苦笑いされました。

すごく重宝しております。

投稿者 ぽよん [08.03.31 19:30]

ぽよんさん
はじめまして。
キットを買っていただいたのかしら?
このページを見てオリジナルで作ったのかしら?
どちらにしてもコメントありがとうございます!

トーマスはなんか言ってませんでしたか?
コピーライトがどうなってるのか正直心配なんです・・・5年前にトーマスのお友達が作ったものを見せてもらって、勝手にこんなに広めちゃってるわけですから・・・

次にトーマスに会える時は、ちゃんと伝えられるよう、英語がんばっておかなくては・・・

投稿者 KEIKO [TypeKey Profile Page] [08.03.31 20:38]

こんにちは!

以前、こちらを覗いた時は「わぁ、素敵なペンケース。
あんなのを持って会議や研修に行けたらいいなぁ」と思ってたんです^^;)
で、やっと判明しました。ニブケースというのが・・・
ギザギザの紙と思いきや・・・ペン先だったんですね。
スゴイです!(と言うか、気づくのがトロいです)
今月末にStudio Letter Artsでペーストペーパーの講習会があるんです。
前からやってみたいナ、と思っていたので、初チャレンジしてみようと思います。

投稿者 まさ [08.04.06 15:15]

まさっぺさん。こんばんは。

ん?なにをどう勘違いしていたのか、よくわからないけど、段ボールのギザギザ部分にペン先を差し込んでケースにしちゃうというものです。
カバーはペーストペーパーに限らずどんなものでもいいので、失敗作品とかで是非是非作ってみてくださいねー

全然関係ないけれど、ニブnibって単数だとペン先とかくちばしとかって意味なのに、海外の通販ページをネットで翻訳すると「これらの親分は、ミッチェルRexel Roundhandと同様です」とかになっちゃうんですよ(笑)nibsって複数になると「お偉方」「親分」とかって意味なんですよねぇ。

投稿者 KEIKO [TypeKey Profile Page] [08.04.06 20:04]

そういう意味なんですね。
私はてっきりシャーペンやボールペンや消しゴムなんか
入れちゃうペンケースだと思ってたんです^^;)最初は。
私もそういえば、ペン先はボンヌママの空き瓶に入ったきりでした。
こういう風にして保管して持ち運んだら・・・素敵ですよね。
キットとかあれば・・・是非、作ってみたい!と思います。

投稿者 まさ [08.04.06 23:06]

こんばんわ
keikoさんのホームページを見てオリジナルで作りました。
トーマスはまじまじと見ながら何も言わず、苦笑しておりました。ただ、その後の添削の際、何となく冷たく感じたのは気のせいでしょうか・・・・・

投稿者 ぽよん [08.04.07 20:36]

なんですと!!
うーん・・・まさかとは思いますけどね・・・

こんな説明で作れましたか?
とにもかくにも、重宝しているとのこと。よかったですー。

これからもどうぞよろしく。

投稿者 KEIKO [TypeKey Profile Page] [08.04.07 21:42]

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